出張に行っている最中、朝6時頃に携帯が鳴ったんですね。
起床予定時間が8時だったので、爆睡中だったのですがその音で起こされました。
『こんな時間に誰だぁぁぁ!!!(イラッ』としながら携帯を見ると大学のサークルでお世話になった先輩でした。
寝起きの声全開(笑)で電話に出ると、テンションめっちゃ低い先輩の声…。
テンション低すぎて、声まで小さくなっていたので『聞き取りづらいよ!(先輩の名前)さん!!』と思いながら
話を聞いていました。
が。
電話の内容聞いて、そりゃテンションも下がるわ。
声も小さくなるわ…。
早朝にたたき起こしてでも伝えなくちゃいけないって思うわ…。
そんな内容でした。
1つ上のお世話になっていた男性の先輩が、一週間前から失踪していて探し回っていたのですが、
その電話をくれた日の深夜に車の中で亡くなっているのが発見されたそうでした…。
親戚関係で亡くなった方もおりますが、みなさんお年を召していらっしゃって、なお且つ病気を患っていたので
『心の準備』は十分にできるぐらい時間があったんですよね。
ただ、今回は親戚とも違うし、なお且つ突然のことだったので、電話口で話している先輩の話に
ただただ驚くばかりでした…。
こんなことを冗談で言うハズもないのに、『え?ウソでしょ?』と思わず口をついて出そうになりました。
プライベートで遊ぶほど仲良く、というほどではありませんでしたが、サークルでイベントをすることが
多かったので一緒に過ごした時間はかなり多かったです。
こうなる前に力になってあげられなかったのかなー…と、その知らせを聞いた日はふと気がつくと
ぼーっっとそんなことばっかり考えていました…。
踏みとどまれなかったほどに何か大変なことがあったのかと思うと、なおさら考えてしまいます。
いつもカラオケに行く先輩に葬儀の日程について電話をした際に、『(亡くなられた先輩の名前)君の
写真があったら葬儀に持ってきて欲しいんだって。理由は、あんまり家族にサークルで何をした~とか
話してなくて、大学の頃の写真なんかも家にないから、もしあったら持ってきてあげて!
きっと、(亡くなられた先輩の名前)君のご両親も喜ぶから!!』…と言われたんです。
何かこの話を聞いた時に、ご両親の気持ちを考えると更にいたたまれない気持ちになりました…。
明日仕事だったのですが、急きょ葬儀に出席するためお休みをもらいました。
大学のサークルで一緒だったメンバーもほとんどが都合をつけて集まるそうです。
みんなで先輩を温かく見送りたいと思います。
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